エラー関連
エラーを通知するthrow処理
処理の途中でエラーが発生した際にはそのエラーを通知し、エラーごとに適した処理をプログラマが行えるようにするための仕組みがKotlinには用意されています。
例えばパーセントを表示させたいプログラムでは0〜100の数値は許容しますが、101以上の数値についてはエラーにすべきです。そう言った場合のプログラムを以下に示します。
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fun validation(percentage :Int) { if (percentage !in 0..100) { throw IllegalArgumentException("0から100の間で指定してください [parameter: $percentage]") } } fun main() { println(validation(200)) } |
実行結果
この場合、main関数の中で200を指定しているのでエラーとして処理させることで、不要な分までプログラムを実行させずに中断させエラーを特定しやすくします。
この手法はプログラムの覚えたてですぐに使うことはありませんが、頭の片隅に置いておいてください。