関数の記述と利用方法
関数の記述と利用方法
プログラムでは、同じ処理のコードがさまざまな箇所に繰り返し出てくることがあります。そういった場合には、同じ処理のコードを関数として記述しておき、プログラム中で必要になるたびにその関数を呼び出して利用します。
関数を利用することで、繰り返し同じコードを記述する必要がなくなります。また、処理の修正が入った場合でも、関数内のコードを修正するだけで作業が完了するようになります。
・上処理を関数としてさまざまな箇所で利用する
関数の宣言は次のとおりです。
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fun 関数名(引数名: 型) : 戻り値の型 { } |
戻り値を指定しないときは、「戻り値の型」を省略して次のように記述することができます。
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fun 関数名(引数名: 型){ } |
関数は呼び出すことで利用することができます。呼び出すときの書式は次のようになります。引数の指定がないときは「引数名」を省略することができます。
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関数名(引数名: 引数) |
では関数の記述例として、Int型の引数value1,2を渡して乗算して返すプログラムを組んでみましょう。
関数の記述例
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fun getMult(value1: Int, value2: Int = 10): Int { return value1 * value2 } fun main() { println(getMult(value1=100, value2=200)) } |