浮動小数点数型(Float、Double)
浮動小数点数型
緯度・経度の位置情報などのデータでは、小数を扱うことになります。小数を変数に格納する場合には、浮動小数点数に対応した型を使用する必要があります。浮動小数点数の型には、単精度浮動小数点数を扱うFloat型、もしくは倍精度浮動小数点数を扱えるDouble型を使用します。Float型が32ビット、Double型が64ビットの範囲でデータを扱えます。
浮動小数点数型
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
var floatMin :Float = Float.MIN_VALUE var floatMax :Float = Float.MAX_VALUE var doubleMin :Double = Double.MIN_VALUE var doubleMax :Double = Double.MAX_VALUE fun main() { println(floatMin) println(floatMax) println(doubleMin) println(doubleMax) } |
実行結果
浮動小数点数型は小数の値を保持できますが、演算速度は数値型の中でももっとも遅くなります。扱う数値の型を選ぶ際には、浮動小数点数を利用する必要が本当にあるのかをよく検討してから利用するようにしましょう。