コメント機能を使う
コメント機能を使う
これからさまざまなアプリを作るために、プログラムの書き方を覚え、コードを入力していくことになります。ただ、作成したプログラムをあとからほかの人が見たときや、自分が書いたコードであっても時間がたつとコードの各行の意図などが思い出せなくなることがあります。
そういった場合に役立つのがコメント機能です。コメントに指定した部分は、コンパイルするときにプログラムとは認識されません。「入力したコードの各行がどういった意図のものか、その部分がどういった結果を期待したものなのかなどを、コメント機能でコードに挿入して、メモとして残しておくことは重要です。
また、プログラムとして認識されなくなるので、入力したコードの一部を、一時的にコメントに指定して、動作させないようにすることもできます。これをコメントアウトと呼びます。Kotlinでコメントを挿入するには、コード中に「/(スラッシュ)」を2つ続けて記述します。スラッシュを2つ続けて記述したあとの行末(改行)までが、コメントとして認識されるようになります。
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//コメントです |
複数行にまたがってコメントを入力することもできます。その場合は、「/*」と「*/」でコメント文を挟み込みます。
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/* ここはコメントです。 ここもコメントです。 ここもコメントです。 * / |