03 Swiftコードの書き方: クラスと構造体
この節では「オブジェクト指向」に基づいたコーディングの書き方を行なっていきます。オブジェクト指向とは考え方のことです。システム・プログラムの動きを、オブジェクト(物体、1つのまとまり)同士の「やりとり」として捉えます。
例えば、Storyboardでは部品を配置して画面を作ります。このボタンやView、ラベルなどがオブジェクトです。これらを相互に組み合わせることで、物体同士がやりとりを行い、プログラムが動きます。(「ボタン」を押したら「ラベル」の文字が変わるなど)
このメッセージング(やりとり)は「プロパティ、メソッド」などを使って行います。
それでは、早速それらのコードの書き方を紹介していきましょう。ただ、本サイトではアプリ作りに必要な基本的な解説に絞っています。Swiftの詳細な言語仕様や文法、それにさまざまな記述方法についてはSwiftの解説書籍や、インターネットで公開されているAppleの情報などを参照してください。
・クラス
・構造体
Swiftコードの書き方:クラスと構造体
01 クラスとは
02 独自クラスの記述と利用方法
03 提供されているクラスの利用方法
04 クラスの継承
05 構造体
06 複数の値をまとめて扱う列挙型enum
07 複数の値をまとめて扱うタプル
08 機能を保証するプロトコル
09 継承関係にあるクラス間で変換を行う型キャスト
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